ネスケの流れ星とポスペにまつわる話

以前、Facebookでネスケについて書いたレスにいくつかコメントをいただき、懐かしいなあと感慨にふけっていたことがありました。

その際に、「ネスケの接続時の流星アイコンがとてもきれいで忘れられない」というようなことを書いたのですが、この前youtubeをウロウロしていてその動画を偶然見つけました。

見たとたんに一気に10数年前に戻っちゃいました。

 

 

短い動画ですが、アクセス時に上のように流星が出ていました。

もともとネスケの色使いが好きだったのもあって、今見てもワクワクします。

当時は今よりもっとPCスキルがなかったので、もう本当に不思議で何度も見返していました。

とにかく、なぜアクセスに合わせて星が流れるのか?どういう手順を踏んでどんなツールを使えば作成できるのか?が一番不思議でした。

 

なんか、老人の繰言になってきてる気がとてもしますが、その他何か印象に残ってるものないか思い出してみたよ。

一斉風靡した電子メールクライアントの「ポストペット」でしょうか。

多分、一番最初から使用していました。バージョンが上がって、「アンノウン」とか紙袋をかぶった子のアイデアが上手いなーと思っていました。

ポストペット

http://postpet.jp/

妹はポストペットのタイピングソフトも購入していました。

これがまたおもしろくて、運動会版とお弁当箱に中身を詰める版のタイピングソフトなのですが、上手くタイプができるといろいろなきれいなおかずやご飯・パンができ、失敗が多いと黒焦げだったり生煮えの失敗弁当になります。

今の仕事になってから、こういう可愛いタイピングソフトほしいなあと探したのですが、今は本当に有料タイピングソフトの種類が少ないです。その代り、よくできているフリーのタイピングソフトが多いですが、モモ打みたいなソフトはないですね、残念。

最後に時効かなと思うので書くのですが、ポスペがらみでの思い出があります。

多少フェイク入れてあります。

このポストペットが大流行したころ、自分はポスペのレベルを上げるための個人サービスを見つけました。

一見普通のWEBサイトですが、小さく「ポスペのレベルを早く上げたい人のためのサービスです。19時までに送ってくれれば朝5時までにお返しします。

本文は空メールでOK。」と書いてありました。今ならググるなどの検索エンジンで簡単にひっかかかるのでしょうが、当時はそういう便利ツールもなく、ひっそりとしたサイトだったと思います。

 

利用すると、返してくれた時に向こうでおやつを他の利用者のポスペと取るキャプチャなども送ってくれました。

そこを利用して数回、返信はないだろうと思いつつ「いつもありがとう」という感謝の短文を書いて送ったら、驚いたことに帰ってきたポスペが返信を持っていました。そこには、「サイトに書いたからそれで普通なのですが、本文を書いてくれる人はとても珍しい。うれしかった、ありがとう」という内容でした。そのころ、だいたい3日に1回のペースで送っていたのですが、それ以降3回に1回ほど(返信は無理しないでね)という文言とともに短文をつけました。

返信が或る時もあれば、ない時もありました。送ってくれる返信が長文の時もありました。

 

何回もの返信から推測できたのは、関東で一人暮らしの女性・病気で昼間外に出れず、体が弱いこと、昼間は睡眠、夜働いて起きている、当時の自分と年齢が近い、ということでした。印象に残っているのは、自分が宇宙や星空が好き、と書いたら「私も大好きです。ベランダに寝転んで空を見るのが好き」と星についてとても長文が書かれていたことです。その時のメールで病気で夜しか活動できない、ということも教えてもらいました。その後は星の話が増えました。

1年半ほどたった時、時々サイトがお休みすることが多くなってきました。

そして、ある日「病気が進行して、一人暮らしが難しくなった。実家に帰らなければならない。もうしばらくするとネットができなくなります。今までありがとう」という内容のメールがきました。

私が「今までありがとう」と送ると、「もう多分、星空は見れそうにない。○○さん(私のハンドル)のことは忘れません、本当にありがとう」という返信がきました。

そのすぐあと、サイトは閉鎖されました。

 

パソコン通信時代、フォーラムの頃はある程度「個人」が際立っていたと思うのですが、インターネットでは、ネット上のみの交流というのは、交流する相手の特徴に基本「素性の真偽が確認できない」ということがあると思います。

でも、それを差し引いても、病気が進行したというメールは私にとって悲しいことでした。

 

サイト閉鎖後404になり、その後別のサイトになっても2年ほどブックマークが外せませんでした。

サイトタイトルと、メールの内容の雰囲気から、多分だけどキリスト教信仰されているではないかなとぼんやり感じていましたが、今となってはわかりません。

また、病名も聞きませんでした。

ただ、お別れをしてからしばらくは、夜空を見るたびに足を止めて「この空を見れているだろうか?それともやはり、見れないのだろうか」と思っていました。

十数年たちましたが、彼女の幸せを祈っています。